「子宮頸がん検診って痛かった?」
「どんな検査をするの?」
婦人科の検診って、なかなか受ける機会もなく勇気がいりますよね。
そしてなにより恥ずかしい…。
しかし、婦人科検診はとても大切です。
将来妊娠を考えているかたはもちろん、年間2500人の方が亡くなっているので迷わず検診を受けてほしいです。
わたしは子宮頸がん検診をいままで計3回受けました。その経験をもとに書いています。
子宮頸がん検診の流れは?
(写真)実際に受けた検診車
まず今年は検診車で診てもらったのですが、病院で受けても流れは同じです。(検診車も病院も経験済み)
特にどっちのほうがいいということはないので、受けられるほうを受ければいいと思います。個人的には検診車が手軽で好きです(笑)
まず子宮頸がん検診ですが、ざっくりとこんな流れでした。
検診のながれ
- 受付で受診券を出す+検診料の支払い(1000円)
- 問診表を渡される
- 個室に呼ばれ、問診表に記入してもらう
- 診察車(診察室)へ
ーーーここから診察ーーー - ズボン、ショーツを脱ぐ
※スカートは履いたままでOK - 検診台に座る
カーテンで顔は隠されます - 検診台がリクライニングし、足が開く体勢になる
- 子宮の入り口にブラシを当て細胞を採られる
※痛いのはここ - 触診でお腹を押される
ーーー診察おわりーーー - 結果は1か月後
検診台に乗っている時間は5分もありませんでした。少し混んでいたので、問診と待ち時間含めて40分くらいです。
うまい具合にカーテンがあり、お医者さんの顔は見えません。もちろんこちらの顔も見られません。
「力抜いて~」という声を聞いて、「今日はおじさん先生か」と気付くかんじです。
問診票に記入する内容
- 結婚歴
- 初潮年齢
- 妊娠歴
- 前回の生理日(何日間か)
- 生理周期(28日など)
- 閉経していれば、閉経年齢
初潮年齢はあいまいでしたが、それでも大丈夫でした。検査を受ける前に確認しておくとよさそうです。
記入するといっても、個室にいた女性スタッフに質問され、そのまま記入までしてくれます。
子宮頸がん検診って痛かった?
そうですね、ブラシで膣の細胞を取るのですが、それがちょっと痛かったです。
痛みの種類としては、こすられて痛いかんじですね。チクっとするという人もいるようですが、私は感じませんでした。
ただ個人差にはインフルエンザの予防接種のほうがよっぽど痛いです。それに比べれば大したことなかったですね。
大丈夫そうだよ~と言われる
最後お腹を押され触診したタイミングで「うん、問題なさそうだよ~」と言われました。
細胞の検査しなくても分かるんかい!って思いましたが、問題なさそうということで一安心。
また2年後、市から案内が来たら受診しようと思いました。
子宮頸がん検診の費用は?
わたしは市から受診券が届くタイミングで検査しているので、毎回1000円です。これは自分の年齢の偶数年に届きます。
例)今年30歳になる年など
金額は市町村によって若干異なるようですが、大体1000円くらいだと思います。
厳密にはわたしの市の場合、検診車は1000円で、医療機関を使うと1300円です。なのでわたしは安い検診車を選んでいます。
受診券を使わない場合
市町村からの受診券を使わなくても、子宮頸がん検査は受けることができます。
その場合15,000円くらいかかるそうですが、エコーでも診てくれるようですね。
ただ高額なので、わたしは偶数年に1000円で診てもらって、異常があったら病院へ行けばいいかなと思っています。
検診を受けるときの服装は
スカートがおすすめ
特に「この服装じゃなきゃだめ!」というのはありませんが、スカートが楽ちんです。
検診を受けるときにショーツを脱ぐのですが、スカートは履いたままでOKです。なので恥ずかしさを抑えられます。
ズボンの場合、下半身はすべて脱ぐがなきゃいけないのでちょっと恥ずかしいです。(靴下は履いたままでOK)
バッグは小さめで
特に検診車で受ける場合ですが、バッグは小さいほうがいいです。
バッグと脱いだ服はカゴに入れていくのですが、それが結構小さい…。
なので最低限のカバンで行ったほうがいいと思います。検診車の中はそもそも広くないですからね。
子宮頸がん検診の注意点は
子宮頸がん検診の申し込みをすると、検診の注意点が送られてきました。
注意点
- 前日の性交渉は控える
- 膣内洗浄も控える
- 生理日と被らないようにする
検診を受けられない人
- 子宮の全摘手術を受けている方
- 不正出血の自覚症状がある方
- 子宮の病気で医療機関にかかっている方
ちなみに私は子宮外妊娠を経験し、卵管切除の手術をしましたが検診可能です。
不安な点がある場合は、電話などで確認してみてください。
さいごに
子宮頸がん検診は、はじめ痛いかもしませんが怖がる必要はないです。注射のほうがよっぽど痛いです。
なのでこれから受けようかなと思っているかたは、緊張しなくても大丈夫だと思います。
カーテン越しのお医者さんに「力抜いて~」と言われたら力を抜いて、1、2分我慢すればあっという間に終わります。
子宮頸がんは30代がピークに多いようなので、これからも隔年で検診を受けようと思っています。