11日間の長い入院生活を終え、ついに退院日を迎えました。
しかしここで終わりではありません。自分が思っているより何倍も、貧血がひどいことを感じた日でもありました…。
この経験をもとに書いています
- 当時27歳、はじめての妊娠で子宮外妊娠になる
- 生理が遅れて16日目に倒れ、死にかける
- おなかの出血量は1600gで、輸血寸前でした
子宮外妊娠を終え、ようやく退院
朝10時。夫が迎えにきてくれて、これから退院後の生活について説明を受けます。
ナースステーションで皆さんにお礼を言うと、「退院おめでとう」って言ってくださいました。
そして主治医の先生、わたしの命を助けてくれて本当にありがとうございました。短い間でしたが、お世話になりました。
思い通りに動かないからだ
待ちわびていた退院。昼食にかつ丼を食べ、そのあとはスタバのコーヒーを飲む予定です。
しかし意外とすぐ困難にぶつかりました。
全然歩けません。
この日感じた、体力の衰えはこちら。
衰え具合
- 病室を出て、外来の病棟まで歩くのが精一杯
(手すりに掴まりながら、のそのそと歩く) - イオンの食材売り場を全部歩けず、顔が真っ青になる
(結局わたしはベンチ、夫が買い物) - 勢いよく立ち上がれない
(貧血すぎて気持ち悪くなる)
500m歩くだけでクラクラしました。「病院内で歩く練習をしといてね」と言われていましたが、ここまで歩けないとは…
自分のからだにガッカリした瞬間でもありました。
退院後1~2週間のからだ
退院して1~2週間はなにもできない体でした。
立ち上がる時は倒れないように「のそ~」っとゆっくり立ちあがります。
少し家のなかを歩いてみた日は、夕方疲れが出たのかテレビを見ているだけで血の気が引いていくこともありました。
家事は夫のご両親にやってもらい、唯一できたのは洗濯物だけですね。料理や洗い物などずっと立っているものはしんどくて出来なかったです。
退院後の湯船
お風呂(湯船)は先生から言われていたとおり、2週間は浸かりませんでした。
そのあと徐々に入るようになりましたが、「お風呂から上がるときに立ちくらんで倒れないように!」と言われていたので短時間で出ましたね。
退院してからだが元に戻ってきたと感じたのは、3週間を過ぎてからでした。
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